2010年12月27日月曜日

ホテル・ル・アモード・パッシー

2010年12月に泊まりました。

安いホテルなので過剰な期待は禁物ですが、とても良かったです。満足でした。

このホテルを選んだ理由については「プチホテルに泊まる」に書いています。

☆エレベーター
エレベーターはありません。階段も狭くて螺旋階段で、スーツケースを持っての上り下りはちょっと大変だった。私は2階でしたが、3階だったら心が折れていた可能性はあります。

☆部屋
清潔です。部屋はスーツケース二つを広げるには狭すぎるのでこまめに閉めないといけないけど、5日程度なら我慢できるレベル。

リサーチしたときに見た部屋の写真に映っていた家具がとても前衛的?だったので、落ち着くかどうかちょっと不安でしたが、実際はあんまり気にならなかったです。

たまに向かいの部屋の声(笑い声とか)が聞こえることもあったけど、「向かいの部屋も楽しいんだな〜いいね〜」って思える程度。もしパーティー始めちゃったら気になるかもしれないけど、多分パーティーピープルはこのホテルには泊まらないと思います。

冷蔵庫はないので買って来たものは窓の外に置いてました。夏はどうなのかな。

☆お風呂
温度もお湯の量も排水も申し分なかったです。石鹸はついてましたが、詰まってたのか押しても出てこなかった。苦笑 シャンプー、リンス、ボディシャンプーは持って行かないといけないです。タオルは毎日換えてくれます。

☆ヒーター
ヒーターも十分あったかくなるので寒さの心配はないです。昼間あったかいので温度を下げていると、夜中寒くなるので寝る前に上げておいてほうがいいです。

☆フロント
過剰なホスピタリティは期待できないけど、不親切なわけでもない。コルク抜きとかコンセントのアダプタ(イギリス→フランスのもの)を借りました。貸し出しできるものを缶の中に入れてて、そこにあれば貸してくれる、って感じなので、希望のものがあるかどうかは聞いてみないと分かりません。

☆朝食
多分ごくごく一般的な、常温のパン(フランスパンと菓子パンが2,3種類)と、ホットドリンク(コーヒー、紅茶、チョコレートから選ぶ)、オレンジジュース、フルーツのすりおろしがセットになって出てきます。

常温のパンは温めたらもっとおいしいはずですが、パン自体がおいしいので温めてなくてもそこそこおいしかったです。

パンの種類は毎日同じですが、ジャムとバターは豊富に出てきます。それでもさすがに飽きて来て、スーパーで買ったチーズを持ち込みました。厳重に隠していたわけではありませんでしたが、ばれてたのかばれてなかったのか、とくに咎められはしませんでした。パンもチーズもポテンシャルは高いので、これがめちゃめちゃおいしかった。初日からやれば良かったと後悔するくらいでした。

フルーツのすりおろしは、ヨーグルトみたいにパックになっていて、フレッシュなフルーツの代用としてフランスではポピュラーぽかったですが、私は離乳食とか病人食みたいな感じがしてあまり好きではありませんでした。

別途料金を払うとホットミールも出してくれますが、高かったです。

☆周辺
地下鉄パッシー駅まで歩いて5分くらいです。パッシー駅から主な観光地へはほとんどの場合乗り換えがあって、だいたい30分くらいを見ておけばよい感じです。ドアツードアならもうちょっとかかるかも。

駅とホテルの間にはカフェやデリなどがあってそれなりに充実している。何より向かいにパッシープラザという小さなショッピングセンターがあって、その地下のINNOというスーパーはとても重宝しました。多分成城石井みたいな感じで、値段は高いけどおいしいものがたくさんあったような気がします。お惣菜、チーズ、ハム、何を買ってもすごくおいしかったです。

プチ・ホテル・ド・パリのホテル・ル・アモード・パッシー

2010年12月25日土曜日

パリのBOOKOFFで古本を売る

パリを歩いていたらBOOKOFFを見つけたので、持って来た雑誌を売ってみよう!と思い立ち、次の日持って行ってみた。

売りに行ったのはパリキャトルセプタンブル店

売る雑誌はCanCam11月号と、GLITTER10月号。

たまたま、買ったものの読んでなかった雑誌を持って来ていました。ので最新号ではない。空き時間に読んで、捨てて帰るつもりでした。

予想では、2冊で1EURか、2冊で2EURくらい?売れるといいな〜。

オペラガルニエ近くのBOOKOFFは通りを挟んで2店舗あり、片方はフランス語の古本を売っていて、パリキャトルセプタンブル店は日本語の古本を売っていました。初日に入ったのはフランス語古本の店舗で、そこから出た後初めて日本語古本の店舗もあるんだね〜と気づきそのときは遠巻きに見ていただけでした。

当然雑誌を売るのは日本人向けの店舗のほう。間近まで寄ってみると、なんと最新号が売っている!


最新号が売ってるのに、10月号や11月号なんて買い取ってくれるわけないか、、と一気にテンションが下がりました。昨日もっとちゃんと見ておけばよかったと後悔。

「売りたいんですけど」の一言が言い出しにくかったですが、せっかくここまで来たし、2冊分の雑誌は重たくこれ以上持ち歩くのは嫌だったので、他の人がいなくなった隙を見計らって差し出してみました。

すると、発売1年以内の雑誌なら買い取ってくれるそうです!

手続きは日本のBOOKOFFと同じ。身分証明としてパスポートが必要です。

予想通り1冊1EURで、2EURになりました!捨てて帰るつもりだったのに!yay!

ちなみに、日本人向けの店舗は日本のBOOKOFFそのまま、フランス人向けの店舗は昔ながらの古本屋、っていう感じでした。

2010年12月22日水曜日

プチホテルに泊まる

ホテルステイを楽しむような旅行をするとき以外は、高級ホテルには泊まりません。

泊まったことがないわけではありませんし、人によっては高級ホテルに泊まる価値を見出している場合もあると思います。

ただ、私は高級ホテルで得られるサービス(高級な家具や洗練されたきめ細やかなサービスなど)にはあまり興味がないので、その分安い方がいいですし、安いホテルの方が逆にインターネット無料などの私が欲しいサービスが提供されていることも多いからです。

日本でも、高級ホテルとビジネスホテルは目的に合わせて使い分けていて、目的によってはビジネスホテルの方が安くて、人や(目を楽しませる)高級な家具によるサービスは省かれていてもマットレスにこだわっていたり携帯の充電器が備え付けられていたりして快適なことも多いと思います。

今回私はHoteloogleとアパルトマン、それとプチホテルを比較検討しました。

一番始めに探したのはアパルトマンです。スペインで泊まって気に入っていたし、滞在が長かったのでアパルトマンが一番安いのではと思ったからです。LODGISというサイトが一番安くて良さそうな物件が多く、何より分かりやすかったです。

ただ、アパルトマンには泊まりませんでした。立地も値段も部屋も良く泊まりたい!と思えるアパルトマンはあったのですが、フランスではたった1泊でもアパルトマンに泊まるには保険(火災とかそういうタイプの)をかけないといけないらしく、その手続きが面倒だったのと、保険代を入れるとその分安さのアドバンテージがなくなってしまうからです。滞在期間が長ければ検討の価値ありだと思います。私なら、感覚的には2週間〜1ヶ月以上くらいなら検討するかな。

Hoteloogleでも調べましたがお買い得!と思えるホテルがなかった(もちろん状況は刻々と変化すると思います)ので、フランスではプチホテルに泊まることにしました。

はてなキーワードによるとプチホテルとは客室数10〜50程度の小さなホテルのことだそうです。ただ、日本人がそう呼んでいるだけで、フランスのツーリストインフォメーションなどに行って「プチホテルを紹介してください」と言っても通じないそうです。そもそもフランス語ならプチオテルになるのかも、フランス語分からないけど。

ホテル探しに利用したのはプチ・ホテル・ド・パリHotels-Paris.frです。特にプチ・ホテル・ド・パリのFAQは、とても参考になりました。(Hotels-Paris.frではプチホテルはチープホテルと表示されてますね)

ホテルはたくさんありすぎてただ眺めていても選びきれないので、ホテル選びのときはあらかじめ条件を決めておいたほうがいいです。

私は今回は以下のような条件を決めました。

①立地
パリはそんなに広くなく、地下鉄(やバス)でどこへでもすぐに行ける気がしたので、便利さという意味での立地はあまり気にしませんでした。敢えて言うなら地下鉄の駅から遠くないこと。ただ、夜になるとホテルに帰るのが怖いというのは嫌だったので、治安の良さそうなところにしようと思い、バスティーユ、カルチェラタン、パッシーの辺りを中心に探しました。ただし、高級住宅地は車を利用する人が多いからか、夜になると人通りが少なくなるので注意が必要みたいです。

②値段
一部屋1泊8000〜9000円くらいで。

国によって相場が違うので本来なら予算も変わってくるはずですが、私は結局どの国もいつもこのくらいです。相場が高い国でも自分が出せるお金は変わらないので予算は変わらずホテルのグレードが下がり、安い国では安いからとついついちょっといいホテルに泊まってしまうからです。

もちろん国や自分の状況で予算を変えてはいけないということではないですが、こういう基準があれば、いつもよりホテル代かかっちゃったな、とか、ホテル代が節約できたから別のところは贅沢しよう、とか考えることができて良いと思います。

③その他の条件
インターネットができること、お湯が出ること(これは絶対!)


これらの条件で3つくらいをピックアップして、そこから選んだのがホテル・ル・アモード・パッシーです。実はピックアップした中では第3希望でしたが、少し市街地から離れることで安かったのと、安いのに朝食付きだったことが決め手でした。

朝食は、カフェで朝食もいいよなあ、と朝食付きにするかどうかは迷ったのですが、結果的には朝食付きにして良かったです。

フランスのホテルはたいてい朝食は付いておらず、もし付けるとしたらだいたい8EURくらいみたいです。ホテル・ル・アモード・パッシーも追加するとしたらそれくらいの値段でした。それであのメニューかと思うと、ちょっと高いです(どこも同じようなメニューみたいです)。

とは言え、ホテルで食べないで、毎日次の日の朝食について考えるというのも大変です。スーパーで買ったものを食べてもいいのですが、前日に買っておかないといけないですし(開いている時間にスーパーに行けるのか?)、コーヒーなどの温かい飲み物を用意することも考えるとこれまたけっこう大変です。朝からカフェに行くなら、身支度をちゃんと整えて行かないといけないですし、朝食を食べた後いったん部屋に帰ってくるのか来ないのか?などについても考える必要があります。

などなど、カフェでの朝食は捨てがたかったですが、毎日のことなので、朝食の心配がないのは良かったなと思いました。どうしてもカフェで朝食を体験したければ、1日だけ外食すればいいだけのことですし。

ホテルの感想はホテル・ル・アモード・パッシーで。

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