2013年1月1日火曜日

アイスランドのガソリンの入れ方とガソリンスタンド

ガソリンスタンド自体はけっこうたくさんあるので、小さい車でも半分くらいで給油するようにしていれば、ガス欠の心配はないです。

私が借りたレンタカーはフォードのEscapeという車だったと思うのですが、あまりにも近い場合を除いてガソリンスタンドがあるごとに入れていたところ、冬タイヤをはいて雪道以外を走ったりどちらかというと燃費が悪かったにも関わらず、ほとんど1/4以上減ることはありませんでした。

ただ、地方へ行くと日本のガソリンスタンドのようにちゃんとしたものは稀で、道端に給油の機械がポツンとあるだけ、という場合もあるので、見落としやすいです。

一方で、クレジットカードでの支払いが基本なので無人でも給油でき、クリスマスでお店が閉まっていても給油だけはできました。

そこそこ大きな町のスタンド
屋根がないスタンドも多く、雨のとき辛いです
給油の機械だけがあるようなスタンドもあります
ひっそりしていて、通り過ぎる間際まで気づかないこともあります
お店が併設されているスタンドでは、ハンバーガーやホットドッグなどのファーストフードが食べられるレストランもあることが多く(というかファーストフード以外のものが食べられるガソリンスタンドはほとんどありません)地方では数少ない外食ポイントです。

システムはファーストフードとレストランの間のような感じで、カウンターで注文して代金を支払い、テーブルで待っていると、運んで来てくれます。食べた後片付ける必要はありません。

お店で買い物する程度だと、給油の場所に車を放置したまま買い物しちゃって大丈夫みたいです。特に怒られたりしませんでした。
ストランを併設しているN1のスタンド
これくらい大きくてもここは給油のところには屋根はありませんでした
N1のスタンド
一番多く、大手で、お店もきれいです
看板もちゃんと出ていたと思います
N1はNestiというカフェを展開しています
Nestiのホットドッグ
刻んだタマネギ、オニオンフライをかけるかどうか選べます
パンにパニーニみたいな模様があり、さくさくしていておいしかったです
ソーセージは羊肉かなにかで、くせのある味ですが私は好きでした
しかも200円くらいで安かった
エイイルスタジルのガソリンスタンド
N1でしたが併設のレストランはNestiではありませんでした
中はNestiのこぎれいなカフェ風ではなく、普通のレストランぽい
でも食べられるのはやっぱりファーストフード
ハンバーガーセットは1300ISK、
チキンサラダは1700ISK、高いです
O(?)Bという黄色いスタンド
ORKANというピンクのスタンド
ライトの点いた看板が立っていないこともありました
Shellもたまにあります
シェルは見た目は日本のガソリンスタンドと同じ感じで
ちゃんと屋根のあるところばっかりだったように思います
シェルに併設のレストランの食事
これで3000ISK約2000円高い
ファーストフードではないかな、、と思えたのはこのメニューくらい
どこかのガソリンスタンドに併設のレストラン
ポテトはミディアムで500ISK(すごい量入ってました)、
ハンバーガーはいくらだったかな、、(1000ISKくらい?)
両方でちょうど1000円でした
ポテトは揚げたてでしたがやや脂っぽく、ハンバーガーも高かったけど普通の味
リングロードを一周しましたが、ガソリン代は小数点一桁が違うだけで、どこもほぼ同じでした。どこのガソリンスタンドが安い、どこの地域が安い、というような法則もなかったように思います。レシートを見ると、N1は全部256.6(/L?)、その他も256.6か256.3でした。

ほとんどのガソリンスタンドでディーゼルともう1種類、まれに2種類ありました。違いはよく分かりません。入れるガソリンの種類は、給油口にシールが貼ってありましたが、レンタルしたときに確認した方が安心だと思います。
給油口
最近の車は日本でもそうなのかもしれませんが、
キャップがなく、ノズルをぐいっと押し込むようになっていました
初め分からずガソリンスタンドのおじさんに聞いたのですが、
おじさんも初めて見る給油口だったみたいです
しっかりと奥まで押し込まないとすぐ止まってしまって給油できないです
けっこう固いです


給油の方法は、クレジットカードがあれば簡単です。
給油の機械はこんな感じ
2というのはポンプの番号で、ポンプ番号を入力する必要がある場合もあります
①まずクレジットカードを挿入。緑色のランプが点灯して認識されたことが分かったら抜き取ります
挿し込み方向は機械によって違いますが、絵で表示されています
この写真の場合だと、磁気面が下になるように入れます
 ②PIN番号(暗証番号)+確認(I LAGI、緑のボタン)を入力します。
アイスランド語での表示
クレジットカードが外国のものだからか、
英語で表示してくれることもあります
③次に給油額を入力します。これはクレジットカードが給油したい額だけ利用可能かを確かめるもののようなので、適当に多めに入力しておけば大丈夫です。決済されるのは給油した分だけです。
適当に選ぶパターン。単位はクローナ
ちゃんと単位が表示されている場合も
選択式ではなく、自分で数値を入力する場合も。適当に10000とか入力します
この場合は入力後、I LAGIボタンも押す必要があります
④ポンプ2個(裏表)に対してクレジットカードの機械が1個しかない場合もあり、このときはポンプの番号の入力を求められます。

そうでない場合はそのまま給油してOKです。
ポンプ1個に対して機械も1個ある場合は、
クレジットカードを入れたポンプが準備OKになります
給油は日本のセルフの場合と同じです。

⑤ 最後に、レシートが欲しい場合は、もう一度クレジットカードを挿入すると自動でプリントされてきます。

機械にもいろいろ種類があり、日本とは違いますが、手順はどれも同じなので、慣れたら簡単です。

壊れてるっぽい機械もたまにありました。そんなときはささっと別の機械に移動しましょう。頑張ってもアイスランド語は分かりませんし、ガソリンスタンドは他にもたくさんあります。

1度だけ現金で支払えそうな機械がありましたが、使い方よく分からず。
他とは様子が違い、
お札の絵も書いてありました。
ちなみに、一周にかかったガソリン代は、約26000円でした(1円=0.68ISKくらいのとき)。レンタカー代が約6万円(これは借りる車によりますが4X4のSUV)、ナビ代が約7000円で、合計10万円弱でした。雪道でなければコンパクトカーでいいので、もっと安くできたと思います。

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