ワイピオ渓谷はコハラ半島にあるコハラ山脈のえぐれた部分の西端です。木が生い茂る自然の中で乗馬できるらしい!ということでワイピオ渓谷の乗馬ツアーに参加してみました。
今回利用したのは↓このツアーです。
集合場所はワイピオ・バレー・アートワークスというお土産屋さんです。ざっくりとした地図しかないので到着するまではけっこう不安でしたが、迷いながらなんとか着くことができました。着いたらキャッシャーのおばさんに「ナアラパ・ステープルズのツアーなんだけど、、」と言ったらチェックインするところを教えてくれました。お店の奥にちょっとしたオフィスがあって(共用?)、そこにガイドさんがいました。トイレもこのお店で済ませます。
お店にいた他のお客さんは「俺たちはバギーだよ」と言っていたので、他のツアーもここで待ち合わせするみたいです。
全員が集まったら、ワゴンに乗って出発です。
ドアはありません だんだんむしろなんでドアってあるんだっけ?っていう気がしてくるから不思議、、 |
ワイピオ渓谷へ降りる道は想像以上に急!車に捕まっていなければ開いているドアから転げ落ちてしまいそうです。
この道はレンタカーの保証外なので自分の車で行くことは考えていなかったのですが、それ以上に急すぎてこんな道を運転できる気がしませんでした。細くて急ですぐ横はがけで、しかも対向車とすれ違わなければいけません。
歩いている人もけっこうたくさんいましたが、あの坂を歩いて登るとか。。
馬小屋は谷底の川を越えてすぐのところです 雨の日が続いていたので増水していたのかもしれません 車の中に水が入ってきそうでした |
野生の馬もいます 飼われている馬とは毛並みも顔つきも違いました |
馬小屋に着いたら、馬の操作の方法を聞いて、ヘルメットをかぶるかかぶらないかを選んで書類にサインします。
以前こういうツアーに参加したときは、馬が道順を知っていて、きれいに並んで前の馬についていくようしつけられていて、何も指示する余地などなかったので、この日もほとんど話を聞き流していたのですが、ここの馬たちはかなり自由に行動するので、ちゃんと聞いておいた方がいいです。アボカドを食べたり、水を飲んだり、違う道を行こうとしたりするので、しっかり指示を出す必要があります。全然気を抜けないので大変でしたが、「自分で乗馬してる!」という感覚がもてて楽しかったです。
この日は雨だったのでカッパを貸してくれました。この辺りは雨がよく降るので、けっこうな雨でもかまわず催行されます。長い丈のカッパもあったのですが、私はサイズ的に短いカッパでした。そうするとズボンが完全に外に出ているので濡れ放題、それだけなら良かったのですが鞍の色がズボンに移ってしまいました。洗濯できるズボンだしいっか、と思っていたのですが、甘かったです。もっと適当な服で行けば良かった。
自分に合ってそうな馬を選んでもらったら、出発です。
2時間くらい、渓谷の中を進んで行きます。2時間というのは初めから分かっていたことでしたが、思ったより長くて、お尻が痛くなりました。基本的にはただひたすら馬の背中に乗って進んでいくだけですが、途中流れの速い川を渡ったり、グループごとに写真撮影してくれたりしました。
ガイドさんはよく気を配ってくれる人で、乗馬でいっぱいいっぱいになっている私のカメラで何枚も写真を撮ってくれました。ただ、自分では雨で滑って落としそうだったのであまりたくさん撮れませんでした。防水カメラ+ネックストラップがあるといいかも。
正直乗馬は楽しめましたが、雨だし馬は自由だしでワイピオ渓谷の景色はほとんど見てなかったです:p