2011年2月20日日曜日

フランスのクレジットカード事情

フランスはどこででもクレジットカードが使えました。

フランスで使えなかったのは、土産物屋で20ユーロ以下の品物を買ったときと、ラーメン屋だけで、その他の場所ではたとえ小額であっても断られませんでした。カードが使える場面でも小額の場合は現金で支払ったりもしましたが、1週間の滞在で現金は100EURくらいしか使いませんでした。

また、クレジットカードのシステムがとても進んでいて、カードを店員に渡すことが(ほとんど)ないので、(渡すよりは)安心です。日本(その他多くの国)では店員側にカードの差込口があり、店員にカードを渡しますが、フランスでは客側に差込口があり、自分でカードを差込み、PINコードを入力し、処理が終わったら自分で抜き取ります。レストランでもカードの処理をする機械がコードレスになっており、カードで支払いをするときもテーブルですべて処理してくれます。

PINコードが分かることは絶対ですが、逆にサインは一度も求められませんでした。2010年時点で、支払い方法としては一番お得で、しかも楽です。

一般的なクレジットカードでの支払い方は、以下の通りです。
①クレジットカードを差込む
②フランス語か英語かを選ぶ(店員が雰囲気を察して英語にしてくれることもある)
③PINコードを入力する
④カードを抜くよう指示が出たら、カードを抜く

②でうまく英語が選べないとフランス語で指示が出てしまいますが、なんとなくで乗り切りましょう。

高速代もクレジットカードで支払えました。詳しくはフランスでレンタカーを読んでください。駐車場の支払いなど、とにかく気軽に済ませられたので、英語の国ならともかく、言葉が分からない国では助かりました。

ヨーロッパに行ったのは久しぶりだったんですが、他のヨーロッパ諸国でもこれくらい進んでいるんでしょうか。少なくとも最近行った国の中ではもっとも先進的で便利でした。

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