2012年12月28日金曜日

ロイガルバトンフォンタナ Laugarvatn Fontana

Laugarvatn Fontanaはロイガルバトンにある温泉です。

エントランス
夜でも開いています
見た目からしてもうプールみたいな感じ
ミーバトンのネイチャーバスに行きたかったのですが、営業時間が旅程に合わず行けなかったので、旅行中に手に入れたガイドブックで素敵そうだったLaugarvatn Fontanaに行ってみました。


料金は2500ISKで、Galleri Laugarvatn(Laugarvatnの宿泊施設ならどこでも?)の鍵を見せると1割引で2250ISKになり、だいたい1500円でした。

受付を済ませるとロッカーの鍵をもらえるので、ロッカールームで鍵と同じ番号のロッカーを使えるようになります。土足厳禁なので、ロッカールームの入り口の下駄箱に靴を置いておきます。

外国人は日本のお風呂に抵抗があると聞くので、もう少しプライベートな感じになっているのかと思ったのですが、日本のプールとまったく変わらない感じでした。

温泉だと裸になるのは恥ずかしくないのですが、不思議なことにプールっぽいとなんとなく周りをきょろきょろしてしまいます。他の人たちは周りを気にせず着替えていました。

ロッカールーム
細めであまり大きな荷物は入れられません 
ドライヤーあり 
洗面台もあり 
ロッカールームの先にタオル置き場があります
シャワーで体をよく洗ってね、とのことです
外国なので個室なのかと思ったら、解放的でした
シャンプーが置いてあります
順序としては、①裸になる ②シャワーで体を洗う ③水着を着る ④温泉に入る らしいのですが、建物の構造は①ロッカールーム ②シャワー ③温泉 になっているので、ここで水着着ちゃうの?先体洗うの?って感じでなんかやりにくいです。

シャワーの先のドアから外に出ると、温泉です。と言っても見た目は完全にプールです。

アクレイリで出会った日本人の方にネイチャーバスの感想を聞いたところ「うん、なんていうか、プールだね、まあ1回行ってみればいいと思うよ」と言っていて、水着を着て入ることや温度が低いことなどプールっぽいというのはガイドブックを見て知っていたので、そのときはもうちょっと生の声が聞きたかったな…と思ったのですが、実際自分で行ってみると「プールだね、これは」という感想しか出てきませんね(´・ω・`)

手前のプールは浅く膝くらいまでしかありません。一番奥まで行くと、ジャグジーのような温かく、座って入れるプールがあります。ネイチャーバスやブルーラグーンは乳白色ですが、この温泉は日本のように透明でした。ただ、塩辛いです。

冬に行ったので手前のプールは寒すぎてとても入れる状況ではありませんでした。このとき入っていた人全員が温かいプールを求めて膝までしかないプールに全身で浸かりながらわにのようにうろうろしていて、でも水温が低すぎて凍えてしまうので途中サウナで暖をとるという同じ行動をしていました。国籍が違っても寒いのは同じなんだなー。妙な連帯感があり笑えます。

見た目はまったくのプール
左手はスチームサウナ
暗いので、ラッキーならオーロラ見られると思います
サウナはスチームサウナが3つ、ドライサウナが1つあります。スチームバスは自然に出てくるもの(ナマスカルドみたいなやつ?)をそのまま使っているらしく、温度調節されていないので、暑すぎたら窓やドアを開けて調節してくださいと言われました。ただ、ドアがきっちり閉まらず温度が上がらなかったり、ドアを閉めたら暑すぎたりして、3つもあるのにちょうどいいところがなく、結局ほとんど使いませんでした。ドライサウナのほうが快適でした。

一番奥のプールが40度くらいあり、他よりは温かかったです。みんな最後にはこのプールに集まってきていました。ここはプールに付属しているジャグジーのような雰囲気。それでも外気温が氷点下なのに水温40度では外に出られるほど体が温まらないので、上がるときには意を決してサウナまで走る、という感じです。ドライサウナはとても体が温まりました。

極寒のなか、ぬるま湯に浸かっていると、これが温泉という名のプールではなく、だんだん日本でプールだと思っていたものが実は温泉だったんじゃないかというような錯覚すら覚えます。日本の温泉にいたっては、もはや天国と呼んでもいいんじゃないかと。

はー、でも所詮はプールなんで、夏に行くのがいいですね。ものすごく疲れました。


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